フランシーヌ人形『からくりサーカス』

ー人形と、人間の境目ー

200年もの間、自分を笑わせようとする自動人形(オートマータ)たちと旅を続けるうちに、人間でいう「疲れ」のようなものを感じ、密かに1人旅立つ為に、代役のフランシーヌ人形を作り上げた時の表情が、この絵です。

この穏やかな表情を見ると、まるで人間みたいでしたが、日本にたどり着いてからは人形の表情に戻り……。そして最期には人間に最も近付きました。


(本作屈指の名場面が、フランシーヌ人形が訪れた廃村の井戸で登場します。演出の為に、そのページだけカラーになっている程の、力の入れようでした)

他の絵はこちら↓


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